れ、アルマニャックについての最初の記録である、ガスコーニュ(注:アルマ
ニャック周辺の旧地方名)のオーズ小修道院長ヴィタル・デュフールの文書の
複写を、バチカンのローマ教皇庁図書館の副館長から直接手渡された。ヴィタ
ル・デュフールの文書は、後にアルマニャックと呼ばれることとなる地元の
蒸留酒の40の美徳を讃えているもので、1310年に記載されたとされている。
これによると、その蒸留酒は、「適量を飲めば、精神を刺激する」「流れる涙
を止める」「言葉をほぐし、臆病者に勇敢さを与える」などと書かれている。
この複写の文書は、アルマニャック700周年を記念して今年、世界各地で行な
われるイヴェントで公開される。
(AFP,3/26)